優*雪

優太の頭の中

走りながら考えた

浪士組と深く関わらないようにしていた

壬生浪士組の皆は、喋りもしない俺に普通に接する

沖田は毎日話し掛けてくるし

食事の後は皆、わざわざ「ごちそうさま」
と言いにくるし

土方は目がちょこちょこあうし



居心地がいい…。
離れるのが辛くなる…。
それだけじゃない…けど…



とにかく深入りできない!



なのに、喋らないといけない!



そもそも、俺の頼みをきいてくれるか?



今まで会話したことないのに…




怪しいだろ…。




会津藩 参謀として頼むことでもないし…



今日が幹部会議でよかったかも


考えがまとまらん!もういい!!




ええいっ!




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