優*雪

御所の忍

色々皆で話しても暗くなるばかり。

「あの… 一ついいですか?」


口を開いたのは、山崎だった


「沖田さんから聞いてんけど…
鬼面の忍、忍の間では有名です!
御所の忍で、三百名はいるらしくて…
しかも、色付きの髪は幹部だと訊いたことがあります」

~わいが、忍やと見破ったんも納得や

近藤が言う

「それで…天子様が直々に…」


((((( 遅っ!!! )))))

皆はなんとなく天子様と関わっていると気づいていた
そうでなければ、褒美まではないだろう


「とにかく、司!
大変だろうが、俺たちにできることがあれば、言ってくれ!手伝うぜ!
人を守るにゃ、大勢の方がいいだろう!
見廻り組と仲良くやるさ!」


「ありがとうございます!!」

そんなに言ってもらえると、思っていなかった司は、泣きそうになった



「皆さんだから、優太は頼ったんですね!俺も、皆さんを頼りにしています!」







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