優*雪
永倉目線
今でも覚えている
火事の臭い…
最後に見た雪の顔…
「死体はみてないんだよな?」
土方さんが言う
「みてないけど…?」
「永倉は、原田と違って記憶力はある
まこと と 雪之介が 赤髪と優太に似てるが確かめる勇気がないってか…」
さらっと左之を馬鹿にしながら
土方さんが呟く
「二人共、忍なら…正体がバレるのは
幼なじみとの再会でも、喜ばしいことじゃねぇかもな
まこと と雪之介だったとしても
首を縦には振らないだろうな」
「雪が生きてるなら、謝りたい
俺の自己満足だろうけど…」
「優太じゃ、ダメなんですか?」
総司が言う
「昔、雪之介さんかもしれない
でも、今は優太です!
優太は優太です!
他の誰かと、比べられたくありません」
総司は、「稽古してきます!」と付け足しその場を去った
火事の臭い…
最後に見た雪の顔…
「死体はみてないんだよな?」
土方さんが言う
「みてないけど…?」
「永倉は、原田と違って記憶力はある
まこと と 雪之介が 赤髪と優太に似てるが確かめる勇気がないってか…」
さらっと左之を馬鹿にしながら
土方さんが呟く
「二人共、忍なら…正体がバレるのは
幼なじみとの再会でも、喜ばしいことじゃねぇかもな
まこと と雪之介だったとしても
首を縦には振らないだろうな」
「雪が生きてるなら、謝りたい
俺の自己満足だろうけど…」
「優太じゃ、ダメなんですか?」
総司が言う
「昔、雪之介さんかもしれない
でも、今は優太です!
優太は優太です!
他の誰かと、比べられたくありません」
総司は、「稽古してきます!」と付け足しその場を去った