優*雪
笑顔
山南と山崎に、お詫びを言った
そして今、優太と沖田は団子屋にいる…
手土産には、この店の団子と決めている
中に入ると看板娘のおまさが声をあげる
「いらっしゃい!毎度おおきに!
いつものですね!」
奥に行こうとするおまさに
お品書きを指差して、指で 三 とする
今日は、沖田の分も追加した
「お持ち帰りですね?」
優太が頷く
品物を渡される時
「沖田さんと、お知り合いだったのですね?」
と聞かれ、頷く
「はい。お友達なんです!」
と元気に言う沖田に少し驚きつつ
勘定を済ませた
店をでて少し歩いて、角を曲がると
芹沢がいた
「芹沢さん! こんにちは!」
沖田は、近藤とは比べ物にならないが
芹沢を尊敬していた
優太はペコリと頭を下げた
「優太、お前に返すものがあったな」
沖田が首を傾げている間に
ゴン!! 「芹沢さん!!??!!」
沖田は突然の事に固まった
芹沢が、優太に拳骨をしたのだ
「すまんな。根に持つ方でな!?」
と優太を見て、芹沢が笑う
痛そうに頭を撫でる優太も
芹沢を見て笑った!
覆面だから、わかりにくいが
沖田にも芹沢にもわかった
初めて見せる優太の笑顔に
沖田は胸が熱くなった!
「そうして笑って居る方がお前らしい!」
豪快に笑いながら、優太の頭を優しく
よしよしと撫でる
優太は芹沢を見上げ、またニコリと笑う
「二人でどこへ行く?」
「私もわからないのです」
申し訳なさそうに言う沖田
「引き留めたな。行ってよいぞ!」
沖田と優太は芹沢に一礼して、その場を後にした
優太は、よっぽど痛いのか時々頭を擦る
沖田は、芹沢と優太の関係が気になるが
何より優太とこうして歩いている事や
優太の笑顔がみれたことが
特別な事のように思え嬉しかった
そして今、優太と沖田は団子屋にいる…
手土産には、この店の団子と決めている
中に入ると看板娘のおまさが声をあげる
「いらっしゃい!毎度おおきに!
いつものですね!」
奥に行こうとするおまさに
お品書きを指差して、指で 三 とする
今日は、沖田の分も追加した
「お持ち帰りですね?」
優太が頷く
品物を渡される時
「沖田さんと、お知り合いだったのですね?」
と聞かれ、頷く
「はい。お友達なんです!」
と元気に言う沖田に少し驚きつつ
勘定を済ませた
店をでて少し歩いて、角を曲がると
芹沢がいた
「芹沢さん! こんにちは!」
沖田は、近藤とは比べ物にならないが
芹沢を尊敬していた
優太はペコリと頭を下げた
「優太、お前に返すものがあったな」
沖田が首を傾げている間に
ゴン!! 「芹沢さん!!??!!」
沖田は突然の事に固まった
芹沢が、優太に拳骨をしたのだ
「すまんな。根に持つ方でな!?」
と優太を見て、芹沢が笑う
痛そうに頭を撫でる優太も
芹沢を見て笑った!
覆面だから、わかりにくいが
沖田にも芹沢にもわかった
初めて見せる優太の笑顔に
沖田は胸が熱くなった!
「そうして笑って居る方がお前らしい!」
豪快に笑いながら、優太の頭を優しく
よしよしと撫でる
優太は芹沢を見上げ、またニコリと笑う
「二人でどこへ行く?」
「私もわからないのです」
申し訳なさそうに言う沖田
「引き留めたな。行ってよいぞ!」
沖田と優太は芹沢に一礼して、その場を後にした
優太は、よっぽど痛いのか時々頭を擦る
沖田は、芹沢と優太の関係が気になるが
何より優太とこうして歩いている事や
優太の笑顔がみれたことが
特別な事のように思え嬉しかった