ひみつ遊び
南が丘北高校


そよ風が吹く快晴の空の下

南棟の屋上に、2人の男子が集っていた



会話の内容は、朝の手紙と









そして...
先程とどいた折宮 凪からのメール



「一体、凪は何が言いたいんだ?」


「そんな事しらねーよー。相生、頭いいんだからわかるだろー?」


「頭のいいやつが何でもわかるってわけじゃないだろー」


「はぁー?どうにかしろよー。あーいーおーいー!」


「...うるさいぞ柊。」


「ごめんごめん」


「はぁ、なんだか眠くなるな...」


「あれ、相生も?」



頭がくらくらするような眠気にさそわれる2人...


空間が歪むように揺れる



「あい、お...い...。なんか...おかし、く」


「ひ、柊...俺も...なんだか...」



バタリと倒れ、深い眠りについていく2人を、はるか頭上から見下ろす女子生徒


「...。」









そしてこれから始まる物語は、彼女にとって欲しいものを...


授けるものなのかもしれない...
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