泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
優は悲しそうに笑い、言った。
「うん…。もう会えないかもしれない…。
蓮唯を抱きしめられないかもしれない…。
でも、俺待ってるよ。
蓮唯を待ってる。たとえ…
10年20年向こうに居ようとも…。
俺は蓮唯を待ってる。酷いことたくさん言っちゃったし、
許して欲しいなんて思ってないけど、
これは本当だから…。
蓮唯を待ってるよ。一緒に行くことはできないし…
蓮唯が辛い時そばに居てやれないけど、
そのネックレスに掛かってるリングで俺を思いだして欲しい…。
なんて…。」
優はそういい蓮唯の前を歩いた。
〝ぎゅっ〝
「れ、蓮唯!?」
蓮唯は優を抱きしめた。
「ありがとう…。たくさん傷ついたけど、
優が考えてくれて嬉しいよ…。
これ、持って行くね。
あのボロボロのお守りと一緒に…。」
「ま、待て蓮唯!!あのお守りは…ダメだ…。」
優は慌てて言った。
「なんで?」
ニヤニヤしながらいう蓮唯。
「うん…。もう会えないかもしれない…。
蓮唯を抱きしめられないかもしれない…。
でも、俺待ってるよ。
蓮唯を待ってる。たとえ…
10年20年向こうに居ようとも…。
俺は蓮唯を待ってる。酷いことたくさん言っちゃったし、
許して欲しいなんて思ってないけど、
これは本当だから…。
蓮唯を待ってるよ。一緒に行くことはできないし…
蓮唯が辛い時そばに居てやれないけど、
そのネックレスに掛かってるリングで俺を思いだして欲しい…。
なんて…。」
優はそういい蓮唯の前を歩いた。
〝ぎゅっ〝
「れ、蓮唯!?」
蓮唯は優を抱きしめた。
「ありがとう…。たくさん傷ついたけど、
優が考えてくれて嬉しいよ…。
これ、持って行くね。
あのボロボロのお守りと一緒に…。」
「ま、待て蓮唯!!あのお守りは…ダメだ…。」
優は慌てて言った。
「なんで?」
ニヤニヤしながらいう蓮唯。