泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
一番上の兄。
古都凪 麗牙。
「蓮唯~!!おかえりっ!!
寂しかっただろ?お兄ちゃんの胸の中に飛び込んでいいんだぞ!?」
続いて来たのは二番目の兄。
古都凪 麗都。
「んじゃ、遠慮なく。」
〝げしっ〝
蓮唯の声と共に麗都の胸には蓮唯の
愛のある愛のある愛のありすぎる蹴りが入った。
「ぐぇっ!?ちょっ…蓮唯!?
いくら寂しかったからと言って…
兄ちゃんの胸にそんな愛のある蹴りを入れられたら兄ちゃんっ…///」
「何勘違いしてんだバカ。愛なんて入ってないよ。
気持ち悪っ…」
蓮唯はそういい後ずさる。
「おい!?真面目に引くなコラ。」
古都凪家の兄弟のいつもどおりの会話のおかげか、
緊張でガッチガチだった優に初めて笑顔が見えた。
「二人共いつもどおりで微笑ましいかもしれないけど…。
蓮唯、その方は?」
麗牙が蓮唯の隣にいる優に視線を移した。
「うん。この人はね…」
「え、えと!!
蓮唯さんとその…
お、お付き合いをさせていただいてる雅司 優と申します!!」
「雅司…?」
「麗都知ってるのか?」
「知ってるっていうか…知らないっていうか…」
「どっちなんだよ。」
「知ってる。」
「ま、玄関で話すのもなんだから中にお入りください。」
麗牙はそういいスリッパを出した。
「ありがとうございます。」
古都凪 麗牙。
「蓮唯~!!おかえりっ!!
寂しかっただろ?お兄ちゃんの胸の中に飛び込んでいいんだぞ!?」
続いて来たのは二番目の兄。
古都凪 麗都。
「んじゃ、遠慮なく。」
〝げしっ〝
蓮唯の声と共に麗都の胸には蓮唯の
愛のある愛のある愛のありすぎる蹴りが入った。
「ぐぇっ!?ちょっ…蓮唯!?
いくら寂しかったからと言って…
兄ちゃんの胸にそんな愛のある蹴りを入れられたら兄ちゃんっ…///」
「何勘違いしてんだバカ。愛なんて入ってないよ。
気持ち悪っ…」
蓮唯はそういい後ずさる。
「おい!?真面目に引くなコラ。」
古都凪家の兄弟のいつもどおりの会話のおかげか、
緊張でガッチガチだった優に初めて笑顔が見えた。
「二人共いつもどおりで微笑ましいかもしれないけど…。
蓮唯、その方は?」
麗牙が蓮唯の隣にいる優に視線を移した。
「うん。この人はね…」
「え、えと!!
蓮唯さんとその…
お、お付き合いをさせていただいてる雅司 優と申します!!」
「雅司…?」
「麗都知ってるのか?」
「知ってるっていうか…知らないっていうか…」
「どっちなんだよ。」
「知ってる。」
「ま、玄関で話すのもなんだから中にお入りください。」
麗牙はそういいスリッパを出した。
「ありがとうございます。」