泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
「麗牙…。」
「なんだ蓮唯?」
「驚かないの?」
「驚く?なんで。」
麗牙は歩きながら聞く。
「だって、いきなり彼氏連れてきて…」
「驚いてないよ。むしろ俺は嬉しい。
可愛い妹が男を連れてきて紹介してくれるんだから。
俺の心配をするより…。
あの馬鹿を心配したほうがいいんじゃないのか?」
麗牙の向いた先を向くと…
「あ、あの…」
「俺は絶対お前を認めないぞ。
蓮唯の彼氏はもっと身長が高くないとダメだ。」
麗都が優にピッタリとついて何かを言っていた。
「はぁ…。そうだね麗牙。私が間違ってたよ。」
蓮唯は息を静かに吐き、ゆっくりと麗都達に近づいていった。
「はいはい麗都。
それ以上優をいじめるともう兄として見ないからね。」
蓮唯はそれだけ言って優を前に歩かせた。
「えぇ…蓮唯たぁん…」
「キモい呼び方すんな!!」
〝ドコッ〝
「ぐぇぶしゃぁ!!」
えー…通りすがりの読者の皆様。
麗都は死にました。
廊下に倒れています。そっとしておきましょう。
「なんだ蓮唯?」
「驚かないの?」
「驚く?なんで。」
麗牙は歩きながら聞く。
「だって、いきなり彼氏連れてきて…」
「驚いてないよ。むしろ俺は嬉しい。
可愛い妹が男を連れてきて紹介してくれるんだから。
俺の心配をするより…。
あの馬鹿を心配したほうがいいんじゃないのか?」
麗牙の向いた先を向くと…
「あ、あの…」
「俺は絶対お前を認めないぞ。
蓮唯の彼氏はもっと身長が高くないとダメだ。」
麗都が優にピッタリとついて何かを言っていた。
「はぁ…。そうだね麗牙。私が間違ってたよ。」
蓮唯は息を静かに吐き、ゆっくりと麗都達に近づいていった。
「はいはい麗都。
それ以上優をいじめるともう兄として見ないからね。」
蓮唯はそれだけ言って優を前に歩かせた。
「えぇ…蓮唯たぁん…」
「キモい呼び方すんな!!」
〝ドコッ〝
「ぐぇぶしゃぁ!!」
えー…通りすがりの読者の皆様。
麗都は死にました。
廊下に倒れています。そっとしておきましょう。