泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
「あ、あった!!
…はい。」
蓮唯の手のひらに出されたボロボロのお守り。
「こ、これは…?」
「見てわかるだろ…お、お守りだよ…。」
縫い目もぐちゃぐちゃで秘勝と書かれたお守り。
「秘勝…?」
「っ!!こ、これはだな…」
「間違えたんだね。」
蓮唯はそういい笑った。
「しょ、しょうがねぇだろ!!
は、初めてだったんだから…」
優は照れていう。
「ありがとう…。持ってくね。」
「お、おい!!やめろよ…。
それは…」
蓮唯はそんな優の言葉を聞かず話を切り出す。
「泣き虫だった優なのにねぇ~」
「うるせぇぇぇ!!」
(もう俺を埋めてくれ・・・!!)
密かにそう思う優だった。
…はい。」
蓮唯の手のひらに出されたボロボロのお守り。
「こ、これは…?」
「見てわかるだろ…お、お守りだよ…。」
縫い目もぐちゃぐちゃで秘勝と書かれたお守り。
「秘勝…?」
「っ!!こ、これはだな…」
「間違えたんだね。」
蓮唯はそういい笑った。
「しょ、しょうがねぇだろ!!
は、初めてだったんだから…」
優は照れていう。
「ありがとう…。持ってくね。」
「お、おい!!やめろよ…。
それは…」
蓮唯はそんな優の言葉を聞かず話を切り出す。
「泣き虫だった優なのにねぇ~」
「うるせぇぇぇ!!」
(もう俺を埋めてくれ・・・!!)
密かにそう思う優だった。