泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
「えぇ…お気に入りなさったものはお渡ししますよ?」
「そ、そんなのいいよ!!」
「蓮唯さんは何かありましたか?」
朱音が断ったので希子は蓮唯に聞く。
「話したとおりなんだけど…」
「パーティーの服装ですね。
蓮唯さんは初めててですのであまり目立たない柄がいいと思います。
かと言って目立たなすぎるのもダメです。
雅司家のお嫁さんとしては…
これなんていかがでしょうか?」
希子は何枚もの着物の中から白藤色の着物を広げて見せた。
「いいねそれ!!」
「だけど…なんか目立たないよ?」
蓮唯の言葉に朱音が横はいる。
「確かに…」
朱音の言葉に蓮唯は頷く。
「そこにはセレスト色です。」
「「セレスト色!?」」
「これは日本色ではないんですが…
一番合う色はこれなんですよ。」
「だけど古いお家だから日本色なんじゃ…」
希子の言葉に朱音が言う。
「そ、そんなのいいよ!!」
「蓮唯さんは何かありましたか?」
朱音が断ったので希子は蓮唯に聞く。
「話したとおりなんだけど…」
「パーティーの服装ですね。
蓮唯さんは初めててですのであまり目立たない柄がいいと思います。
かと言って目立たなすぎるのもダメです。
雅司家のお嫁さんとしては…
これなんていかがでしょうか?」
希子は何枚もの着物の中から白藤色の着物を広げて見せた。
「いいねそれ!!」
「だけど…なんか目立たないよ?」
蓮唯の言葉に朱音が横はいる。
「確かに…」
朱音の言葉に蓮唯は頷く。
「そこにはセレスト色です。」
「「セレスト色!?」」
「これは日本色ではないんですが…
一番合う色はこれなんですよ。」
「だけど古いお家だから日本色なんじゃ…」
希子の言葉に朱音が言う。