泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
「そうだよ!!希子だってお見合いとか色々あるんじゃない?
一人娘でしょ?」
朱音が言う。
「一人娘だからですわ!!
御父様は一人娘だから嫁に出したくないって言い始めて、
御祖父様はまだまだ現役だって仰ってましたし、
御母様だって御父様の言ったことなら…って言ってたんですのよ!!」
希子はそういい肩を落とす。
「で、でも…希子もう成人だし…」
蓮唯が言う。
「私ら成人式出てないよ。」
朱音が言う。
「え?」
「えぇ。出てませんわ…」
「な、なんで!?」
「蓮唯がいない成人式なんて嫌だもん。
雅司君は出てたけど…。」
「朱音さん当たり前でしょう!!
優様は由緒正しきお家の方なんですから!!」
「いやぁ…えぇ…行ってよ」
「だって、楽しくないし。」
朱音はそういった。
「そうですわ。」
「まぁ、蓮唯いいじゃん?」
「そうだけど…」
「そうだ蓮唯!!子供の名前決めたの?」
朱音が聞く。
「そうですわ。
わたくし達今日はそのお祝いにお邪魔させていただいているのに…」
一人娘でしょ?」
朱音が言う。
「一人娘だからですわ!!
御父様は一人娘だから嫁に出したくないって言い始めて、
御祖父様はまだまだ現役だって仰ってましたし、
御母様だって御父様の言ったことなら…って言ってたんですのよ!!」
希子はそういい肩を落とす。
「で、でも…希子もう成人だし…」
蓮唯が言う。
「私ら成人式出てないよ。」
朱音が言う。
「え?」
「えぇ。出てませんわ…」
「な、なんで!?」
「蓮唯がいない成人式なんて嫌だもん。
雅司君は出てたけど…。」
「朱音さん当たり前でしょう!!
優様は由緒正しきお家の方なんですから!!」
「いやぁ…えぇ…行ってよ」
「だって、楽しくないし。」
朱音はそういった。
「そうですわ。」
「まぁ、蓮唯いいじゃん?」
「そうだけど…」
「そうだ蓮唯!!子供の名前決めたの?」
朱音が聞く。
「そうですわ。
わたくし達今日はそのお祝いにお邪魔させていただいているのに…」