泣き虫彼氏と強がり彼女。【下】
涙が止まらない優を前に蓮唯は立ちすくむ。
「しょう…がないなぁ~!
天下の蓮唯様が魔法をかけてあげましょう!!」
「え…?」
蓮唯の言葉に俯いていた優の顔が上がる。
「これで終わり…。」
蓮唯は優の涙を服の裾で拭い言う。
「もう泣かないこと!優はこれから一人で進まなくちゃいけない。
傷つける事を言ってしまうこともあったけど、
優と過ごせた日は変わらない。
泣き虫の優にできることなんて限られてるんだからね!
新しく好きになった人のそばで…
ずっと笑ってること。
…それだけだよ。」
「れ…いっ…俺っ…」
「あ~ぁ、笑顔で送りなさいよね!
ほら、笑って?
私と同じ顔してよっ…」
蓮唯は笑い泣く。
優は蓮唯を見て真似する。
「しょう…がないなぁ~!
天下の蓮唯様が魔法をかけてあげましょう!!」
「え…?」
蓮唯の言葉に俯いていた優の顔が上がる。
「これで終わり…。」
蓮唯は優の涙を服の裾で拭い言う。
「もう泣かないこと!優はこれから一人で進まなくちゃいけない。
傷つける事を言ってしまうこともあったけど、
優と過ごせた日は変わらない。
泣き虫の優にできることなんて限られてるんだからね!
新しく好きになった人のそばで…
ずっと笑ってること。
…それだけだよ。」
「れ…いっ…俺っ…」
「あ~ぁ、笑顔で送りなさいよね!
ほら、笑って?
私と同じ顔してよっ…」
蓮唯は笑い泣く。
優は蓮唯を見て真似する。