ツンデレな彼と同居中♡
結芽side

翌日

「ごめん!!!ほんっとうにごめんなさいっ!!」

私は朝から懸命に謝っている。

…熱が出て横になったまま

荒い息を繰り返している風雅の横で。

「別に…俺が…自分でしたことだし…」

風雅はそう言ってうぅ…とうなる。

「く、薬持ってくるね!」

私はそう言って薬を持って

再び風雅の部屋に。

「えーとどうしよ、
学校に連絡しなきゃ…でも風雅家に一人!?」

そ、それはキツいんじゃ!?

「私も休む!!」

「ズル休み…かよ…。ちゃんと行け、バカ…」

ムッとしたけど風雅を見て携帯を見る。

そして思い切って電話をかけた。
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