ツンデレな彼と同居中♡
「頑張ってね!百合ちゃん!」

「え!?な、なにをですか?」

そう言って目を泳がせる百合ちゃん。

も、もー!いじらしい!!

「いいよ、見てるだけでわかるもん」

「っ!////」

「応援してるね」

そう言うと再び真っ赤になった百合ちゃん。

ふふっ…

すると理玖がおりてきた。

「…じゃあいこ」

「う、うん///」

理玖がささっと行く後を慌てて百合ちゃんが追っていく。

「じゃあいってくる」

「で、ではっ!」

そう言うと二人で出て行った。

そっとカーテンを開けて2人の様子を伺うと、

理玖は何気に百合ちゃんの下駄を気遣いながらゆっくり歩いている。

お、お似合い…

美男美女だぁ…

私はふふっと笑ってカーテンを閉めた。
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