ツンデレな彼と同居中♡
「…結芽、さっきのことは忘れろ」
「うん…」
そう返事はしたけど、やっぱり忘れられるはずない。
風雅もわかって言ってる。
だけど…なにも、なにもなかったよ。
再び歩き出す私たち。
もちろん会話なんてない。
だけど、さっきも今も私が取り乱さなかったのは…風雅がしっかり手を繋いでいてくれたから。
ドキドキドキドキ…
こんなときなのに鼓動が速くてそんな自分に少し呆れる。
でもいつもとは違ってそのドキドキを隠そうとも、恥ずかしいとも思わない。
今だけは、そのドキドキが心地よかった。
「うん…」
そう返事はしたけど、やっぱり忘れられるはずない。
風雅もわかって言ってる。
だけど…なにも、なにもなかったよ。
再び歩き出す私たち。
もちろん会話なんてない。
だけど、さっきも今も私が取り乱さなかったのは…風雅がしっかり手を繋いでいてくれたから。
ドキドキドキドキ…
こんなときなのに鼓動が速くてそんな自分に少し呆れる。
でもいつもとは違ってそのドキドキを隠そうとも、恥ずかしいとも思わない。
今だけは、そのドキドキが心地よかった。