ツンデレな彼と同居中♡
そんな茉侑ちゃんが来るのをみんなが嫌がる理由。

それは…

「…風雅、頑張って」

「お前助けろよ!?絶対だぞ!?」

…茉侑ちゃんは風雅にぞっこんなのです。

私も茉侑ちゃん自身のことは好き。

だけど、茉侑ちゃんは私のことが気に入らないようで、

敵意むき出しの目線を毎回浴びせられる。

「結芽もね」

「…理玖〜……」

そう言って潤んだ目で見上げる。

「…絶対関わらない。
あんな自己中なやつ」

…そしてそして、理玖はそんな茉侑ちゃんが大嫌い。

「酷い!見捨てないで〜!」

「えー…絶対いや」

「理玖!お前弟だろ!?」

「…兄なら自分でなんとかして」

理玖はそう言うとお皿をさげて部屋に帰ってしまった。
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