ツンデレな彼と同居中♡
新学期と波乱
結芽side

その後のことは全然覚えてない。

ただ規則正しく生活を送って、たまに散歩やカフェにいく。

そんな毎日が過ぎた。

あの後茉侑ちゃんは最後まで勝ち誇った顔を崩さずに帰っていった。

でも私には睨み返す元気も残っていなくて。

おばさんや理玖が心配する中、ずっとぼーっとしていた。

風雅のことは当然避けてる。

返事はわかってるし、今更聞いて余計にショックを受けたくない。

それに…風雅だってなにも言ってこないもん…

チクリと胸が痛むのを感じながら、

私は明日から再開する学校の準備をし始めた。
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