ツンデレな彼と同居中♡
風雅が見たのは、

"私も好きです。
付き合ってください"

…そんな文字。

風雅はじっとそれを見つめたあと、

「ちょっ、なにするの…!?」

私の手から携帯を取ってタタタッと操作すると、私に返した。

「なに…したの…?」

「…見りゃわかんだろ、消した」

そう言って私を見る風雅を見て、私の涙腺は崩壊した。

「っ…なんでぇ…?
せっかくっ、人がっ…
諦めようとしてるのにっ…」

そう言って顔を手で覆う。
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