ツンデレな彼と同居中♡
そう言ってペコッと頭を下げる。

「ねえ一条君!その子誰なのぉ?」

そう言って私を睨むその人。

あ…怖い…

私が思わずキュッと風雅の袖を引っ張ると

風雅の眉がピクッと動いた。

「やっだぁ!なにベタベタしてるのぉ?
ほんとあなた誰〜?」

その人がそう言って下品に笑う。

すると風雅が口を開いた。

「…あんたこそ誰?」

風雅の低い声にその子も少し怯む。

「ひ、ひっどーい、一条君!
私隣のクラスの〜…「…こいつに手ェ出すなよ?」

風雅は低い声でそう言って

その子を睨みつける。

「…こいつに手ェ出したら相手が誰だろうが絶対許さない。
わかったか?」

「っ…!!な、なに言ってるの?
そんな気は…「わかったか?」

風雅の冷たい瞳に

少し怖気ついたその子は

ふんっと鼻をならして去って行った。

その子の姿が見えなくなると

風雅が振り向く。

「このこと心配してたんだろ?」

「う、うん…」

そう言って俯く。
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