ツンデレな彼と同居中♡
「ご、ごめん理玖!」

慌てて謝って理玖の顔を覗き込む。

「…大丈夫」

「そう?ごめんね?あ、お風呂から出たとこ?」

髪が濡れているのを見てそう聞く。

「うん」

「ちゃんと髪乾かさなきゃ風邪ひくよ〜?」

「…いつも乾かしてない」

「もー、ダメでしょ?」

そう言ってちょっとお説教。

だって風邪なんて引いたら大変だもん。

「…結芽はどうしたの?」

私の抱えている教科書やノートを見てそう言う理玖。
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