義理の兄に恋した私
「もおっ、うるさいなあ。ごちそうさまっ」
牛乳を飲み干し、バッグを掴んで外に飛び出す。
ゲッ
時間がやばい
私は猛ダッシュで走り、ギリギリセーフでついた。
「えー、この3年間、楽しく学び、楽しく過ごすことー。」
校長の話しが終わり、皆新しい教室へと向かう。
「席には皆の名札がそれぞれ置いてあるので、そこに座るように。」
担任の先生に言われ、皆自分の席を探す。
吉田 彩音、 吉田 彩音、、、
あっ
ようやく自分の席を見つけ、荷物を置く。