君が教えてくれた空


ただ、このままでいいのかと思う自分もいる。


このまま皆と仲良くしていって、私か病気の事を隠しておくのはきっと無理だ。


湊だって、きっともう気づいてるんじゃないかな…


皆を悲しませたくないのに、もう一人でいたくないとも思う。。



ほんとに私ってダメだな…。



「あれ、芽生ちゃん、なんでそんなに悲しい顔してるの?」


夏輝君に聞かれた。


はっ、そういえば今は昼休みだった。


「ん、んーとね、、なんでもないよ。」



「ふ~ん。そっか!」


夏輝くんは納得してくれたみたい。


「…。」


そんなやり取りを湊が見てるとは知らなかった。


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