君が教えてくれた空


「…俺はお前の友達じゃねーって言ったよな。
軽々しく話しかけてんじゃねえ。
俺に…近づくな。」


今までに見たこともないほど怖い目で言われた。


声も低く、顔も、鼻がくっつきそうなほど近かったから余計怖く感じた。



怖くて、震えた。


そんなの、私の知ってる湊じゃない…



私が何も言わないでいると、


壁から手をはなし、帰り際にこういった



「あぁ、カラダのカンケイだけなら大歓迎だからな。」


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