君が教えてくれた空

「湊くーん♡そんなに考え込んで、いったいどこ見てるのぉ?

ああ、あいつね。」


「はぁ?」


うざい。やたらと香水臭い女が近づいてきた。

正直吐きそうだ。


「あの子、顔だけはいいからいろんな男子に告られてるみたいよぉ。

あらま、かわいそうに。あの子取り囲んでる3人、結構こわいから有名なのよ」



「…どーゆーことだよ。」


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