私を惚れさせて。私の虜になって。
どっか、他の知らない街に連れて行かれたくない。
下に降りたら、何が待ってるんだろう。
誰も、おかえりなんて、言ってくれない。
もう、いいことなんて、あるの?
「ん」
折角、みんな喜んでるのに。
松木もまーくんも、嬉しいよね。
私のせいで、こんな暗い雰囲気になって。
「移動してるぞ!!!」
まーくんは元気よく立ち上がって、出口を指差す。
「行くか」
松木はだるそうに立った。
「立てるか?」
ただをこねる子供みたいに、何時までもここに粘ろうとする私。
「…うん」
差し出された手を借りて、立ち上がった。
下に降りたら、何が待ってるんだろう。
誰も、おかえりなんて、言ってくれない。
もう、いいことなんて、あるの?
「ん」
折角、みんな喜んでるのに。
松木もまーくんも、嬉しいよね。
私のせいで、こんな暗い雰囲気になって。
「移動してるぞ!!!」
まーくんは元気よく立ち上がって、出口を指差す。
「行くか」
松木はだるそうに立った。
「立てるか?」
ただをこねる子供みたいに、何時までもここに粘ろうとする私。
「…うん」
差し出された手を借りて、立ち上がった。