私を惚れさせて。私の虜になって。
展開が早すぎて話についてけないけど、

とりあえず家から出たら、まーくんはいつものちゃりに乗った。

間もなくして、松木もやってくる。

「乗ってくか?」

「えっ?」

「ニケツ。駅までだけど」

もう、目で乗れって言ってるよね。

「じゃあ…」

松木の後ろに跨ると、腕を掴まれて強くお腹に回される。

「結構なスピードで行くからな」

「うん」

まーくんも、横から並んで、

「行くか」

って、ちゃりが進む。

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