私を惚れさせて。私の虜になって。
「じゃあ、買いに行こうか」


財布の中身を確認しだした俊くん。


「そうこなくっちゃ!」


松木もまーくんも、喜んで、はしゃぎだす。


「がきんちょ」


「俊くん、保護者だからね」



「まじ勘弁」


そのまま、明るいスーパーに着く。


2階の、文房具売り場。


1番高いシャーペンを俊くんに買わせるらしい。


3人分。お揃いで。


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