私を惚れさせて。私の虜になって。
「ここ、まーくんちだよ…」


「やっべ。そうだった」


へへへって笑って私を離した。


「片付けか…」


周りに散らばった私のものたち。


「うん」


「よし!手伝うぞ!まーは?」


「どっか行った」


「はぁー?何サボってんだあいつ!」


「や、普通にパンツとか出てくるからね」


「…じゃあまーはいない方がいいな!」


なんか、松木はいることになっちゃったけど。


最後ぐらい、


ちょっとでも、一緒にいたい。

< 404 / 489 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop