私を惚れさせて。私の虜になって。
「すがちゃん、行きたいところあんだって」
「…そーか。じゃー、そうするか?」
「…ま、まーくんなんかないの?」
行きたい。あの丘に、行きたい。
だけど。
その分、夜が近づいてるって分かっちゃうから。
だから、行きたくない。
「特にないなー。また来れるし」
「…そーだね」
まーくんは、これからも、いつでも。
好きな時に、ここにこれるね。
「近いもん、ね」
ほら、また俯いちゃう。
だめって、分かってるよ。
だけど、
「…そんな泣いたらだめだぞ」
涙が溢れちゃう。
「…そーか。じゃー、そうするか?」
「…ま、まーくんなんかないの?」
行きたい。あの丘に、行きたい。
だけど。
その分、夜が近づいてるって分かっちゃうから。
だから、行きたくない。
「特にないなー。また来れるし」
「…そーだね」
まーくんは、これからも、いつでも。
好きな時に、ここにこれるね。
「近いもん、ね」
ほら、また俯いちゃう。
だめって、分かってるよ。
だけど、
「…そんな泣いたらだめだぞ」
涙が溢れちゃう。