メガネの向こう側
ばんっ!!!!
突然の大きな音に、皆びっくりする。
もちろん私もびっくりした。
メガネ男が机を叩いたのだ。
「オレ、告白なんてしてねーから。変な 噂ながすなよ。」
そう言ってメガネ男は自分の席に戻って
いった。
「めっ、メガネ男がキレタぞー!」
男子達がまたふざけ始める。
「あんた達もいい加減にしなよ?メガネ 男、メガネ男って、あんたらストー カーか。」
私は男子たちにガツンといってやった。