メガネの向こう側


  私のクラスメート

 

  メガネ男こと、斉藤 大輝はぐるぐる


  メガネを
 

  かけていて



  暗くて、クラスでもいつも本を読んい



 る人だ。


 存在感ないし、いてもいなくてもいいよ


 うな人だ。



 そんな彼を私はいつもイジメている。



 叩いたって、蹴ったって、彼は何も言わ



 ない。




 
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