メガネの向こう側

 「はやく材料置いて帰ろー」


 私は材料を机に置き、美術室を出た。


 鍵を閉め、職員室へむかう。


 「おお篠原か。もう帰っていいぞ。」


 先生に鍵を渡し、私は下駄箱に向かった


 靴に履き替えようとしたら、靴の下に


 封筒がおいてあった。


 誰からだろう。
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