メガネの向こう側
2
次の朝。
教室に入ると、
皆騒がしくなっていた。
「皆どーしたの?」
すると皆が私の方を見てきた。
「噂をすれば!本人とうじょーう!」
は?なに?
「とぼけないでよー。篠原さん、メガネ 男に告白されたんだろ?」
はい!?
「昨日目撃者がいるってー!誤魔化さな くてもー」
いや、ちがっ……
ガララッ
教室のドアがあいた。
メニュー