王子様の大奮闘【伝えたい想い・続編】
「先生ー...ぁれ?いねぇや。」
シンとした保健室。
窓から入り込む風が
カーテンを揺らしていた。
俺は彼女を白いベッドに寝かせた。
「大丈夫かなぁ?」
少し彼女の顔を覗き込んでみた。
キレーな肌..
化粧なんか全くしてなくて
香水のキツイ香りもなぃ。
「髪もキレイ..」
細い細い髪を
手で優しくなでる。
やべぇ..
キス..したいかも..
そのまま顔を近付けた。