”好き”になってよ。

...はずだったのに。


「じゃあ、観覧車乗ろ♪」

「いいねー!」

「景色綺麗だろうなぁ」

「千咲っ!楽しみだね!」



「...うそ..........っ..」


私は見てしまった。



「千咲?」


「顔色悪いよ...?大丈夫?」



私の見る先には、私の大好きな人。
その隣にいるのは、スタイルのいい綺麗な女の子。

光くんとその子は、手を繋いでいる。
あの横にいたのは、いつも私だけだった。

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