嫌いなアイツ
「おや、結斗くん。久しぶりだね。」
「お久しぶりです。」
中に入るとこのカフェのオーナーらしき人に声をかけられた
神崎先輩はここの常連客なのかな?
そんな事を考えていると
オーナーはまじまじと私を見る
……なに?
私が戸惑っているとオーナーはニコッと微笑んだ
「ちょうど個室が空いたんだ。そこにするかい?」
「はい。」
神崎先輩がそう答えるとオーナーはそこまで案内してくれて
「では、ごゆっくり。」
そう言って戻っていった