嫌いなアイツ
そしてしばらく歩くと
「着いたよ」
『え?』
着いたって…ここ神社じゃん…
先輩と私の前には大きな鳥居が建っていて、その奥に石の階段が見える
なぜ先輩は私と神社に来たかったのかは謎だったが、せっかく来たのでお参りすることにした
『やっぱり神社に来ると清らかな気持ちになりますね』
「そうだね。自然にも触れ合えるし、パワーを貰える気がして好きなんだよね」
『先輩もパワーが、欲しいとか思うことあるんですね』
「俺も人間だからね」