嫌いなアイツ
「美味しいね」
『うん』
「瑠璃、神崎先輩とどういう関係なの?」
『ゴホッ!!』
乃愛がご飯を食べながら単刀直入に聞いてきたことに驚いて、思わずむせてしまった
「ご、ごめん!急にこんなこと聞いて。瑠璃もまださっきのことで頭がいっぱいなはずなのに!」
そう言ってアワアワしながらも私に水を渡してくれる
『ゲホッゲホッ…いや、大丈夫。さっきも巻き込んじゃったし、やっぱり気になるよね…』
「正直言うとね…」
やっぱり見抜かれてましたか…
私は乃愛に先輩との出来事を話した