キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
たいしたことないんだ、私はそう思うことにした。
そして次の日。
「眞鍋ちゃんっ!」
お昼休み、合山くんに呼ばれる。
実は今日の朝、合山くんと合わなかったのだ。
「ん?なに?」
ちょうど、お弁当を食べ終わった私は合山くんの元へと行く、
「……蓮斗のことなんだけど。」
小声で話す合山くん。
「入院したって言ってたけど、大丈夫なの?」
心配そうな声色の合山くん。
「うん、なんか念のため入院するらしいよ。昨日メールした感じではいつも通りだったし……」
私がそう言うと合山くんは首を傾げる。
「そうか?俺には強がってるように見えたけど。」