キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
話?私には関係ない話なのかな?例えばクラスの話とか?
「あ、いいよ、待ってるから。」
私がそう言うと合山くんは首を横に振った。
「帰って。もう暗くなるし。ね?」
まるで私に聞かれたくないような言い方。
なんの話するの?そんな大事なことなの?
「わかった。」
だけど2人にしかわからないことだろう。合山くんに考えもあるかもだし。
だから私は大人しく合山くんの家を出た。