キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
いつの間にか家についていて、蓮斗は私の方を見た。
「詩織、また明日、な。」
蓮斗はそう言ってニコリと笑って家に入っていた。
「また、明日……」
と、なぜかここでキスのことを思い出してしまい赤面。
「っ、あぁ……」
キスされた時、反応が薄かったのは多分あまり理解してなかったから。
頭が整理されて、キスされたことを理解できた今、私はすごく恥ずかしくなった。
だから慌てて家に入ってベッドに飛び込んだ。