キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「れっ、蓮斗?」
確かに蓮斗は頭がいい。だけど……
「わたしのバカさに呆れられちゃうし。」
理解力がない私はしっかりと教え込んでもらわないとよくわからない。
「今更でしょ。」
「うあぁ……」
……確かに今更だな。
そして帰り道。
「勉強教えてっ!」
私は蓮斗にそう頼み込む。
「はぁ?おまえなぁ、自分でなんとかしろよ。」
面倒くさいのか、そういう蓮斗。
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