キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「いいじゃんっ、私にはもう蓮斗くらいしか頼める人がいないのっ!」
「……俺頼りはやめろよ。」
ボソリと言う蓮斗。
「えぇ?でも、蓮斗に彼女ができない限り、頼っててもいいじゃん。
ってか、幼馴染なんだからずっと頼るよ、私は。」
私がそう言うと蓮斗は舌打ちをした。
「いい加減、しっかりしろよ。永遠に一緒にいられるわけじゃねぇんだぞ!
たとえ嫌でも、どんなに泣いても、避けられねぇ別れはあるんだ。