キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
その別れは俺らはどうすることもできないんだ。」
辛そうにそう言う蓮斗。
「……俺だっておまえとずっと一緒にいてぇよ。」
涙をこらえてるのか、声が震えてる蓮斗。
え……なに?どうしたの?
蓮斗が何が辛いのかわからない私は頭を抱えるしかない。
「ずっと、一緒に…いようよ。」
私がそう言うと蓮斗は、
「それより、勉強すんだろ?俺はスパルタだからな。」
あからさまに話を逸らした。