キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




それから2週間経っても、3週間経っても蓮斗は学校へ来なくて、

ついに夏休みに入ってしまった。



あーあ、蓮斗のおかげで赤点0だったこと伝えたかったのにな。


むしろ、いつもより順位がいいってことも。



もちろんその日、メールで伝えたけど、どうせなら直接会って伝えたかった。



宿題をしながら、窓の外を見ると蓮斗のお母さんを発見。



あ、もう蓮斗帰ってきてるか聞こっ!



そう思い、急いで外に出る。



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