キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「そう…。あの子ったらやっぱ言ってないのね。
詩織ちゃん、蓮斗と会いたい?」
「へ?当たり前じゃないですか。たくさん話したいことあるし……」
私がそう言うと蓮斗のお母さんは優しく微笑んでくれた。
「じゃあ乗って。蓮斗のとこ行くわよ。」
車に乗るよう言われる。
「へっ、でも親戚の家じゃ……」
「行けばわかるわ。」
蓮斗のお母さんにそう言われ、車に乗り込む。
そして車は発進した。