キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「は?嫌いじゃねーよっ。」



「でも…私と同じ部屋、嫌なんでしょ?」



「嫌じゃねーよ。」



すると蓮斗のお母さんがふふっと笑った。



「じゃあ、決まりね。隣の部屋だから。」



そう言って蓮とのお母さんに部屋の鍵を渡される。



「あ、はい。行こっ、蓮斗。」



私がそう言うと蓮斗はため息をついてから私から部屋の鍵を受け取った。



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