キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「休んでる分のおまえのノート、取っておいてやった。はい、これ。」
そう言って渡される紙の束。
「うわ、悪り。結構あるな。」
ま、あれだけ休んでたから当然か。
「昨日渡そうと思ったんだけど、忘れててさぁ。」
「へぇ、丁寧にサンキュー。」
合山の取ってくれたノートを見ながらそういう。
へぇ、それにしても綺麗にとってあんな、ノート。
合山の意外な一面に驚きながらも俺は休んでた分の内容を読み込んだ。