キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「俺、帰るわ。」




一言だけそう言って荷物をまとめはじめる合山。



「おー、じゃあな。」




「あぁ、また明日な。」




そうして合山が病室を出て行った。



落ち着くな、あのノリ。

気を使ってかわかんねぇけど、いつも通り接してくれたし。




合山が出て行った後、俺はまた1人涙を流したのだった。



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