キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
すると蓮斗はふっと笑った。
「……一緒に写真見ようか。」
そう言って蓮斗はベッドから起き上がった。
「うん。」
私も写真が見える位置へと移動する。
「じゃ、まずはこの花から、だな。」
***
写真を見終わった。
「綺麗だったな。あれ、菜の花畑で撮ったのか?」
「うん、そうだよ、よくわかったね?」
私がそう言うと蓮斗は頷いた。
「んー、まあ、わかるかな。」